私の恋が終わるまで



「そんなのじゃないけど…
 ほら!チャイム鳴る!

 早く戻って!!!!」



「あ!怪しいィ~

 また今度ゆっくり聞くからね!」


そう言って春は戻っていった



でもちーちゃんはなにか考えているような顔


「ちーちゃん?どうしたの?」



「もしかしてさ
 絹…まだあの人のこと忘れてないの?」



ちーちゃんがいつもより低い声で聞いてきた



「そんなこと

 あるわけないじゃん

 もう2年も会ってないんだよ?」


「そうだよね。じゃあ戻るわ」




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