私の恋が終わるまで
「僕だって先輩方がやってくれたら
去年はほとんど仕事してない
だからわからない。寛人くんに任せるよ」
そう言って下を向いてしまった
そのあとは
私が原稿を読んで
渡辺先輩が機材を担当した
中島先輩はただ見ているだけ
「お疲れさま
あんな人ほっといて
お昼もよろしくね」
「はい。よろしくお願いします」
こうして朝の放送を終わらせてクラスに戻る
お昼も放送で
給食はもちろん放送室
いまのうちに今日の給食当番に
配膳お願いしておこう
そんな日々
なにも不自由もないし
平和だなって思える学校生活