私の恋が終わるまで



「僕だって先輩方がやってくれたら
 去年はほとんど仕事してない
 だからわからない。寛人くんに任せるよ」

そう言って下を向いてしまった

そのあとは
私が原稿を読んで
渡辺先輩が機材を担当した

中島先輩はただ見ているだけ


「お疲れさま
 あんな人ほっといて
 お昼もよろしくね」

「はい。よろしくお願いします」


こうして朝の放送を終わらせてクラスに戻る


お昼も放送で
給食はもちろん放送室


いまのうちに今日の給食当番に
配膳お願いしておこう


そんな日々

なにも不自由もないし
平和だなって思える学校生活


< 17 / 94 >

この作品をシェア

pagetop