私の恋が終わるまで




次の日の夕方


ケイジが迎えに来てくれた



「絹!久しぶりっ!!」


「ケイジ…久しぶり」

思わず私は笑顔になっていた



「絹!その浴衣かわいいね!
 すっごい似合ってるよ!」

「ほんと?ありがとう
 ケイジも浴衣似合ってるね」

「まぢ!よかったぁ」



ほのぼのとした時間いつぶりだろう…

なんだか肩の力が弱くなる




ケイジの車で花火会場の近くまで行って
そこから会場まで歩く


その時もケイジの大学の話しや
お互いの周りのことや

他愛もない話をした


花火もすっごくきれいで
二人で手をつないで見た


「絹とこうやって一緒にいれて幸せだよ
 ありがとう…」


「こちらこそありがとう…ケイジ」


そう言ってキスをした



充実した日になった


帰りもケイジと車の中で

次はいつ会えるかな?とか
お互い忙しいけど連絡は取ろうと約束した


でも…
私はケイジに言っておきたいことがあった




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