私の恋が終わるまで



「絹っ!」


ケイジは運転席から私の肩をつかみ

私をケイジにのほうに向かせてキスをしてきた



「ケイジッ…ッ」

無理やりで強引なキス

どんなに離そうとしてもなかなか離れない


「ちょっと…!!」


精一杯の力でなんとか離れた


私は肩で息をしながら


「ケイジ…  いきなりどうしたの?」


「絹は俺のこと今どう思ってるの?

 俺は大好きだよ?今も昔と変わらず

 いつまでも一緒にいたい

 そばにいたい…」




その時のケイジはすごく弱く見えた





あぁ…私の言い方がまずかったのか

もっとケイジが納得できる言い方をすればこんなことにはならなかった






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