私の恋が終わるまで



実際、私は本当に充実していた。


確かに、勉強も夜遅くまでやってるし

衣装のデザインや振り付けも放課後に
春と考えたりしていて


大変さが増えたし
家に帰るのもいつもより遅い

けど、やりがいがあったし楽しかった


すべての時間がずれていて
家で勉強開始する時間も
寝る時間も遅くなる


ケイジとの連絡できる時間なんてほとんどない



もしかしたらわざとしていたのかもしれない


今の空間にケイジもいれてしまうのになんだか抵抗があった

というか罪悪感があった


優先順位が下にあるケイジを中途半端に日常に入れてしまうことに




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