私の恋が終わるまで
秋の想いで
ケイジと別れて
2週間。
未練もなく過ぎていった
ダンスも完成して
あとはみんなで合わせていく
衣装もなんとかギリギリで間に合いそう…
たぶん
みんな頑張ってくれてて
ほんと感謝しかない
「絹!委員会だよ!
行こッ!」
春がミシンと格闘している
私に叫んだ
「あ、忘れてた!
行こう! りえちゃん!あとお願い!」
衣装の仕事で先頭になってやってくれてる
りえちゃんに声をかけた
「オッケー!
いい発表の順番引いてきてね!」
「うぅ…いい出番じゃなくても許してねッ」
そういって春と三階の会議室まで走る
だいぶ暑さも落ち着いてきてて
私でも一階から三階まで一気に登れた