私の恋が終わるまで
まぁ、私のクラスは
みんな同じ色で同じデザインで作成しているから
提出する衣装はそのマントと男女でスカートかパンツじゃないかの二着目の衣装を提出するだけなので
そこまで焦ってはないが
他のクラスはデザインや色をいろんな人で変更したりしているらしく提出しなければならない衣装が多くて教室に戻る廊下でも慌ただしい声が響いていた。
「ねぇ。絹??
私は衣装の作成はほとんど絹に任せてるから詳しいことはわからないけど、私たちのクラスは焦らなくて大丈夫なの???」
春がほかのクラスの慌てっぷりを見て聞いてきた
「う~ん…
確かに、まだ完成してはいないけど
もう1着目はほぼ完成だし
2着目はいちお提出用ではないけど1着作ってみてどんなものになるかは衣装作ってくれてるみんな把握してるから
あとは落ち着いて作ってくれればなんの問題もないと思うよ?
私も、いちおその作業しながらみんなと話や現状方向しあってるしね」
「さすが絹ッ!
私なら慌てすぎて発狂して終わっちゃうよ…
衣装のことは絹に私は任せるから!
お願いします☆
その代わりダンスの指導は私が率先してやるから!」
「うん!ありがとう
あと2週間か…がんばろうね」
そんなことを話しながら
教室にもどって
みんなに発表の順番を言うと
みんなに胴上げをされそうになった…(笑)