これからも君が好き。


月山くんをリビングに通し、ソファに座ってもらい
あたしは救急箱をとりにいった


「救急箱、とってきました!
まず、消毒しますね。。?」


ピンセットで脱脂綿に消毒を染み込ませ
赤く腫れた頬にそれをつける


ああ、肌も綺麗だなあ。。。

ポンポンと消毒していると月山くんがピクッとうごく

「ご、ごめんなさい
痛いですよね?もう少しですからっ」



消毒が終わり、腫れた部分にガーゼを当てた。


「終わりましたっ」


「ん...どうも」


「「.....。」」


うー、なんか、なんか喋らなきゃ。。。!


「あーゆうの、慣れてるかと思った」

んん??

「あ、あーゆーのって?」


「ナンパ」


え!え!慣れてるわけないのに!
あたしなんか、見向きもしないよ皆さん

今日のだってたまたまそこにいたからってだけで、大した理由もなく声をかけてきたんだと思う。


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