LOVE物語3
ーside遥香ー
「遥香…。遥香!」
「ん…?」
私はまだ、はっきりしない頭で身体を半分だけ起こす。
けど、再び睡魔が私を襲い再び布団へと引き戻された。
「ったく。」
唇に何やら柔らかい感触がある。
温かくて、すごく安心できる。
気持ちいい…。
「遥香!?悪い!」
「え?」
ようやく、私は目を覚まし我に返る。
「軽くキスをして起こしたつもりが…って、遥香?」
「尊…私昨日何した?」
「え?」
「尊にキスをされてからその後が思い出せなくて。」
「もしかして、眠りに入ったんじゃなくて意識手放してた?」
私はずっと、何のことか分からなくて首を傾げていると、
「覚えてないか、そうかそうか。あんなに可愛い反応してたのにな。」
「え!?」
「あ!ほら、早く朝ご飯食べな。」
「うん。」
「朝ご飯食べてから、診察するよ。」
「診察…」
その言葉を聞くと、私は毎回憂鬱になる。
喘鳴がないか、心音に異常はないか、不安で仕方ない。
「大丈夫だよ、昨日からだいぶ回復しているみたいだし。」
やっぱり、さすがだよね。
私の言いたいこと、何でも分かってくれる。
「尊は超能力者になれるね。」
「はっ!?」
「私の言いたいこと、何でも分かってくれるから。テレパシーでも使えるのかなっていつも思うよ。」
「ばかだなー、それは遥香だからだろ?一緒に暮らしているからこそ、大切だからこそ、遥香の気持ちが分かるんだよ。遥香が特別だから。」
私は、いてもたってもいられず、気付いたら椅子から立ち上がり、尊を後ろから抱きしめた。
「遥香、お前いつも言ってるけどこういう可愛いことされると、朝から歯止めが効かなくなるんだけど?」
「ありがとう、尊。」
「あぁ。ほら、早くご飯食べないと遅刻しちゃうよ。」
「はーい!」
それから、朝食を済ませ尊の診察を受けてから薬を飲み、尊の車に乗った。
「遥香、少し喘鳴があったから発作が起きるかもしれない。昨日ほど体調は悪くなさそうだけど、無理はするなよ。」
「大丈夫。」
「遥香の大丈夫は、あまり信用出来ないけどな。本当、無理だけはするなよ?今日からは体力勝負だからな。」
「無理はしないよ。」
「遥香…。遥香!」
「ん…?」
私はまだ、はっきりしない頭で身体を半分だけ起こす。
けど、再び睡魔が私を襲い再び布団へと引き戻された。
「ったく。」
唇に何やら柔らかい感触がある。
温かくて、すごく安心できる。
気持ちいい…。
「遥香!?悪い!」
「え?」
ようやく、私は目を覚まし我に返る。
「軽くキスをして起こしたつもりが…って、遥香?」
「尊…私昨日何した?」
「え?」
「尊にキスをされてからその後が思い出せなくて。」
「もしかして、眠りに入ったんじゃなくて意識手放してた?」
私はずっと、何のことか分からなくて首を傾げていると、
「覚えてないか、そうかそうか。あんなに可愛い反応してたのにな。」
「え!?」
「あ!ほら、早く朝ご飯食べな。」
「うん。」
「朝ご飯食べてから、診察するよ。」
「診察…」
その言葉を聞くと、私は毎回憂鬱になる。
喘鳴がないか、心音に異常はないか、不安で仕方ない。
「大丈夫だよ、昨日からだいぶ回復しているみたいだし。」
やっぱり、さすがだよね。
私の言いたいこと、何でも分かってくれる。
「尊は超能力者になれるね。」
「はっ!?」
「私の言いたいこと、何でも分かってくれるから。テレパシーでも使えるのかなっていつも思うよ。」
「ばかだなー、それは遥香だからだろ?一緒に暮らしているからこそ、大切だからこそ、遥香の気持ちが分かるんだよ。遥香が特別だから。」
私は、いてもたってもいられず、気付いたら椅子から立ち上がり、尊を後ろから抱きしめた。
「遥香、お前いつも言ってるけどこういう可愛いことされると、朝から歯止めが効かなくなるんだけど?」
「ありがとう、尊。」
「あぁ。ほら、早くご飯食べないと遅刻しちゃうよ。」
「はーい!」
それから、朝食を済ませ尊の診察を受けてから薬を飲み、尊の車に乗った。
「遥香、少し喘鳴があったから発作が起きるかもしれない。昨日ほど体調は悪くなさそうだけど、無理はするなよ。」
「大丈夫。」
「遥香の大丈夫は、あまり信用出来ないけどな。本当、無理だけはするなよ?今日からは体力勝負だからな。」
「無理はしないよ。」