俺たちは確かに青春している
「佐藤が瑠奈?瑠奈が佐藤?まぁ、どっちでも良いか。」

なんとも、投げやりに聞き返す。

「はい。」
とだけ、瑠奈は言う。

「佐藤、お前、俺の前で、今ここで、優斗が好きって言え。」

瑠奈は、俯く。

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