俺たちは確かに青春している
悔しいのか悲しいのか痛いからなのか

全然分からなかった。

おかしい。

手の甲に落ちてくるそれを、

俺は、最後に流したのはいつだったのか

考えても分からないほどご無沙汰だったのに、


今は、そのロスを埋めるかのように

滴り落ちてくる。

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