ヤミガラスの災い
警察「お前がやったんだろ?」

俺「やってない!」

警官「じゃあなんでお前がいた目の前に遺体があるんだよ!!」

俺「…ッ」

思わず俺は怒りを覚えた

俺「俺は昨日(7月5日)彼女が殺されるのを見てんだ だから殺してなんかない その時黒いものが横切ったんだ」

警察「黒いもの?」

刑事「待ってくれその話俺に聞かせてくれ」

あっ刑事…仲のいい人だ

刑事「話は聞いてる まぁお前が殺すわけがないのも分かるさ ただ証拠がないんだ なにか持ってないか?」

俺「んー…あっそう言えば」

そういいポケットから一枚の布切れを出した

刑事「どうしたんだ?それ?」

俺「事件のあった日に拾ったんです」

刑事「なるほど…とりあえず鑑識に回しとく 君の指紋が出てもしょうがないと言っとくから心配ないよ」

俺「ありがとうございます」

刑事「そう言えばなんであんな夜中に居たんだ?」

俺「そこがわからないですよ なぜか歩いてたとしか」

刑事「なるほどな」

刑事「事件の時ほんとにカラスを見たのか?」

俺「はい 見ました!」

刑事はなにかもやもやしてるようだった

2日後
留置所から釈放された

まぁ刑事に1ヶ月間様子見られるのは尺だけどね


刑事「まぁなんとかなってよかったっすよ」

俺「ですね。あのまま出れないかと…思いましたよ」

刑事「そういえばあの他にもうひとつ気になることがカラスのことだが」

俺「カラス失踪事件ですね 実は朝のニュースで知ったんですよ」

刑事「つまり知らなかったわけか。」

俺「あと毎回現場いくとこの歌が聞こえるんです カラスなぜ鳴くの?カラスの勝手でしょ?と」

刑事「?!!!」

刑事が驚いた顔でこっちを見た

刑事「これはやばい事件に巻き込まれたかもしれない」
そういうと刑事の部屋へと案内されたのであった。
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