ヤミガラスの災い
刑事の部屋に入るとまっさきに目が入ったのがあった

俺「カラス失踪事件1995年…えっ待って」

刑事「そうなんよ。この事件7年前から起きてるんだ」

今は2002年 つまりまだ事件は終わってないと犯人は忠告してるのか!

俺「やつの狙いは?」

刑事「分からない でも…」

俺「でも?」

刑事「一つだけ気になることがある」

俺は刑事の話に耳を向けた

刑事「それは事件が起きる前の日のこと 公園で子供が遊んでいるとどこからともなく歌が聞こえるんだ」

俺「どんな?」

歌ってまさかと思い待ってると

刑事「カラスーなぜなくのー?からすのかってでしょー?って歌だ」
俺「七つの子ですね」
刑事「ああ。この歌が意味することは」
俺「なるほど」
刑事「気づいたのかい?」
俺「七つの子 と七年前の事件 つまり後6人の人がやられるということか」
刑事「そういうことだ 前の事件も全く同じで七人の人を殺して消されてる しかも7月の5日だ!」七つの五…
となるとやっぱり
カラスはもうこの闇に潜んでるのか?
でもそれはほんとにカラスなのか。そんな答えを俺は求めてない
ただ
求めるのは真相だけだ

刑事と俺は、事件の現場をくまなく見ることにした
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