ヤミガラスの災い
事件のあった公園を見るといくつもの不可思議な点があった

まず
俺「このベンチの後ろに何かが巻いてありますね 」

刑事「変だなーここにはそんなものつける必要ないはずなのに。」

俺「でも必要だった…これもしかしてなにかトリックが」

刑事「恐らくこれは巻いてあったではなく「引っ張られてた」んだと思う」
俺「しなっていたのは確かみたい だって伸びる力が弱くなってるから」

刑事「つまり犯人はこれを使ったのか」

俺「恐らくね」

俺「さらにいうとこれはこうしてたようだね」

そういうとその巻かれた釣り糸を木にくくり出した。よく見るとそこには複数の糸のこすり傷があった

刑事「でもこれだけじゃ…」

俺「これなら…どうかな?実はひとつ思い出したことがあって黒いカラスのはずなのに光ってたんだよ なんでだろうとそれが一番の謎でした でも解けたら簡単なことなんだ」



そういうと包丁を黒く染めたやつを糸にくくりロープウェイのようにしたのだ

刑事「まさか。」

俺「そう…あの女の人はこうやって殺害されたんだと思うよ」

離された包丁は勢いよく地面に刺さったのだ

つまり犯人その場に居なくても殺せたわけか

俺「でももう一つ気になることが」

俺「なんで遊具があんな位置に置かれてるのですか?」

刑事「そこもおかしい点だ 事件当時前までこんな位置ではなかったんだ」

俺「どういうこと?誰かが任意的に動かしたということ?」

刑事「ああ。それも犯人だな」

俺「あと一つきになるのが」

刑事「どうやって呼んだかとなぜあの場所で被害者が動かなかったか?だろ?」

俺「そう…理由があるなら知りたいしね」

刑事「理由はないただ怖かっただけかもしれないな」

それはホントのことなのだろうか?
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