永遠に君の隣にいさせてください
君の隣・・・1

プロローグ




「余命・・・3年です」






高校1年生の春。

あたしは医者からこう言われた。

冷静になれば分かることなのに、

このときのあたしは、よく理解できなかった。

・・・違う。

理解したくなかった。

だって・・・

あたしがあと3年しか生きられないなんて・・・。

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