ツンデレラ
ここでツンデレラは初めて武闘会の真実を知るのでした。そしてそれは今までツンデレラが信じていた姿とは全くの別物なのでした。

サディストの王子様は暴力を振るいたくなると、権力をカサに近隣から強い女を集め自分自身と戦う事を強要していたのです。

解放してほしかったら自分に勝って見せろと言って戦わせ、必死に抵抗する女たちを暴力でねじ伏せるのを王子様は趣味としていたのです。

「ツンデレラ、私達はアナタにまでこんな目に遭ってほしくなかった。だから王子様からアナタの事を隠していたのよ」

「小賢しい真似をしおって。だがそれもコイツ自身で無駄にしたのだ。おい貴様、ツンデレラといったか。貴様もなかなか強そうだな。貴様と貴様の家族を私の暴力から解放したかったら、私と戦い私に勝って見せろ」

なんという事でしょう。今までツンデレラが意地悪をされていると思っていた事は全てツンデレラを想っての事だったのです。
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