ツンデレラ
ツンデレラの胸にフツフツと熱い想いがこみ上げてきました。

家族への感謝の気持ちと王子様への怒りの気持ちです。

ツンデレラはちょっとお馬鹿さんだったので考えるのはあまり得意ではありませんでしたが、今ツンデレラがすべき事はシンプルで分かりやすかったので、人よりも時間はかかりましたが理解できました。

要は勝てばいい。

お城に向かっている時と、色々知った今では戦うべき相手は違ってしまいましたがやろうとしている事に違いはありません。

勝とう。

ツンデレラは強く心に誓いました。そして悲壮な表情でツンデレラを見る叔母たちに言いました。

「王子様と戦って勝つわ。でも勘違いしないでよね!アンタたちのだめなんかじゃないんだからね。あくまで私が私の為に勝つんだから!」



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