透き通る季節の中で
ミニバスケットクラブを辞めてからは、また1人で部屋にこもるようになってしまった。
「じゃあ、次はだるまさんがころんだをしようよ」
「いいよ。じゃんけんで鬼を決めよう」
千春は近所の友達と一緒に外で遊んでいる。外は賑やかだけど、部屋の中は静か。絵の邪魔をされなくていい。
今日は曇り空。太陽の姿はどこにも見当たらない。
真っ白なスケッチブックに薄暗い曇り空の絵を描いてみた。青色の色鉛筆も水色の色鉛筆も全く使わない。
「ねえ、咲樹。今度は学習塾にでも通ってみたらどうかしら」
部屋にこもって薄暗い曇り空の絵を描いている私の様子を見て心配したのか、お母さんが私に言ってきた。
これ以上、お母さんに余計な心配を掛けないため、私は学習塾に通うことにした。
勉強は好きなわけでも嫌いなわけでもなく、楽しいわけでもつまらないわけでもない。
生きていく上で必要だから勉強するだけ。
勉強は自分の世界に入れるし、誰とも口を聞かなくてもいいし、自分のペースでこつこつと出来る。
チームワークも必要ない。
「じゃあ、次はだるまさんがころんだをしようよ」
「いいよ。じゃんけんで鬼を決めよう」
千春は近所の友達と一緒に外で遊んでいる。外は賑やかだけど、部屋の中は静か。絵の邪魔をされなくていい。
今日は曇り空。太陽の姿はどこにも見当たらない。
真っ白なスケッチブックに薄暗い曇り空の絵を描いてみた。青色の色鉛筆も水色の色鉛筆も全く使わない。
「ねえ、咲樹。今度は学習塾にでも通ってみたらどうかしら」
部屋にこもって薄暗い曇り空の絵を描いている私の様子を見て心配したのか、お母さんが私に言ってきた。
これ以上、お母さんに余計な心配を掛けないため、私は学習塾に通うことにした。
勉強は好きなわけでも嫌いなわけでもなく、楽しいわけでもつまらないわけでもない。
生きていく上で必要だから勉強するだけ。
勉強は自分の世界に入れるし、誰とも口を聞かなくてもいいし、自分のペースでこつこつと出来る。
チームワークも必要ない。