天満堂へようこそ
そのあとは弁護士さんにあって奏太くんは色々話していたけど、僕は疲れたからなのか眠ってしまった。気付いたときにはもうマンションの部屋に戻っていて、奏太くんから話を聞くと、弁護士さんは幻界の人でマンションの管理・店の管理などを手伝ってくれるそうだ。
店は弁護士さんが用意する仮店長をたてはするものの、学校が終わったら奏太くんがお店を任されるらしい。
手紙には姫が行方不明になった経緯が書いてあり、帰ってくるまでは奏太くんが管理すること、裏の仕事は残ったもののみの販売になるらしい。
「細かいことは弁護士さんがしてくれるって。俺、お給料も今まで通りにもらえるからさ、ムーも俺の部屋に来いよ。事務所から結月さんの部屋に繋がってるから、たまには掃除しておかないと帰ってきたときに怒られるかもしれないしな......」
それだけ言って奏太くんは黙ってしまった。
「きっと帰ってくるよね?」
「帰ってくる。だからさ、一緒に待とうよムー!」
「うん!」
早く帰ってきてね結月ちゃん......
(了)
店は弁護士さんが用意する仮店長をたてはするものの、学校が終わったら奏太くんがお店を任されるらしい。
手紙には姫が行方不明になった経緯が書いてあり、帰ってくるまでは奏太くんが管理すること、裏の仕事は残ったもののみの販売になるらしい。
「細かいことは弁護士さんがしてくれるって。俺、お給料も今まで通りにもらえるからさ、ムーも俺の部屋に来いよ。事務所から結月さんの部屋に繋がってるから、たまには掃除しておかないと帰ってきたときに怒られるかもしれないしな......」
それだけ言って奏太くんは黙ってしまった。
「きっと帰ってくるよね?」
「帰ってくる。だからさ、一緒に待とうよムー!」
「うん!」
早く帰ってきてね結月ちゃん......
(了)