天満堂へようこそ
「こんな所にいた!

食わないのか?」

「味は悪くないんだが、素材に不快感を感じる」

「まぁ、仕方ないけど。
今日は珍しく風が吹いてるんだ。
ベランダに席を用意したからそっちでゆっくりしてくれ」

「わかった。
マー坊はどこだ?」

「今日はvampireや狼とか色んな種族が来てるからそっちで飲んでるよ」

胸元から小さな袋を取りだし、
「後でこれを飲んでおけと渡してくれ」とルーカスに渡す。

「何これ」と臭いを嗅ぐものの臭いと袋を閉めてしまった。

「無味無臭なんじゃないのかよ...」

「いつもはな。
あれ見てると意地悪したくなるんだよ。
飲みすぎ食べすぎ動かなさすぎだろ。
いい薬になるだろうよ」

「渡しておく」
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