天満堂へようこそ
数日後、閉店を待っていたのか、
ひょっこりと帰ってきたマー坊を、シャッターを閉めるときに見つけ、
お前は不審者か!と中にいれる。

「いやぁ、寒かったよ。
でも、温泉と言うのは良いね。

あ、これお土産」

京都の犬用人参クッキー
大阪のたこ焼き
沖縄の泡盛
東京のひよこ饅頭
秋田の米
北海道のかに

「おい!
何のんきにしてるんだこのボケ!」

「何怒ってるんだ?」とのんきにクッキーをムーに食べさせている。

「ルーカスがきたぞ。
なんで魔力おいていかなかったんだ!
こっちは商売できないじゃないか...ってゆうかさ、派閥争いでもあんの?
何か玉座がどうの言ってたぞ?」

「あ!忘れてた。
そうだよな、時間の流れ違うし。」

「とっとと帰れボケ!
麻袋3つ分の魔草ただでもらうからな。
魔力流せばすぐ生えるだろう」

「わかったわかった。
ルーカスに持たせる」

「それでいい。
魔方陣で速攻帰れ!
ってゆうか、お前らの出入り口じゃないんだからな?」

「怒るとシワ増えるんじゃ...」

うるさいわー!と魔方陣に放り込み強制的に返す。
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