ろ う そ く
「気にすんなよ。」
「えっ?」
「あいつら、最近ウザいねん。」
ちょっと怒った声で、武山は言った。
「そうなん…。
てか、ミチカとかいう彼女ほっといていいん?」
「は?あいつ?
彼女ってゆーか…全然好きちゃうし。」
「彼女は、大事にしたりや?
私が言うのも変なんやけど。笑」
「まぁ…な」
学校の話とか、
家族の話とか、
飼ってる犬の話とか、
色々話してたら、すぐに武山の家についた。