天満堂へようこそ -2-

境界を越えて

ルーカスにボウリングに付き合わせられたのはいいが、本当に楽しみたかっただけのようで、使い方とルールを教えると3ゲームあっとゆう間にストライクで終わってしまい、俺はボロボロだった。
もういいでしょう?と言うがまだやると言い張り、結月からの晩御飯の時間なのに何をして居るんだと怒りの電話で帰ることに。
部屋に入る前に、ちゃんと言ったことは覚えているな?と釘を刺され、頷くものの、ちょっと意味が分からないところもある。

「「ごめんなさい」」

素直に謝り、ご飯にありつけるまでに、散々説教をされてしまった。

「今日はハンバーグなんだぞ?お前のせいで冷めたじゃないか!」と怒るポイントが微妙だと思いながらも、とにかく謝り、ボーリングに行ったことを話し、その笑い話で何とか許してもらえた......そんな感じで晩御飯が食べれたのだが、何となく今日は味気ない感じがした。
いつもなら美味しく食べられるのに。
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