天満堂へようこそ -2-
ちょっとトイレと席を立ち、戻るとリアムさんはのんびりと紅茶を飲んでいた。
布団の用意もしないとと思いながらも、寒さに負け炬燵に入る。
「明日は結月さんと話ですか?」
「そのつもりです。私の方も大変で、これでも色々と考えているのですよ」
「そうだ。いつから居たんですか?外に……結月さんなら気付きそうなんだけどなぁ」
「奏太さん。私も姫には到底お呼びませんが、多少の魔法は使えるんですよ。なので、気づかれないようにする程度は簡単にできます」
気づかれてもいいと思うのだが、気を使っているのかとも思い、聞き流すことにした。
暖かいものを飲んだからか、こたつに入っているからか急に眠気が来る。
「どうしました?」
「いや、なんか急に眠くなってきちゃって」
「布団に行かれたほうが……と。眠ってしまわれましたね。きつい薬にして正解のようです」そう言い、コップを片付けてから窓の鍵を締め、奏太を担いでベランダに出る。外から窓の鍵を締め、そのまま離れた場所まで飛ぶ。
布団の用意もしないとと思いながらも、寒さに負け炬燵に入る。
「明日は結月さんと話ですか?」
「そのつもりです。私の方も大変で、これでも色々と考えているのですよ」
「そうだ。いつから居たんですか?外に……結月さんなら気付きそうなんだけどなぁ」
「奏太さん。私も姫には到底お呼びませんが、多少の魔法は使えるんですよ。なので、気づかれないようにする程度は簡単にできます」
気づかれてもいいと思うのだが、気を使っているのかとも思い、聞き流すことにした。
暖かいものを飲んだからか、こたつに入っているからか急に眠気が来る。
「どうしました?」
「いや、なんか急に眠くなってきちゃって」
「布団に行かれたほうが……と。眠ってしまわれましたね。きつい薬にして正解のようです」そう言い、コップを片付けてから窓の鍵を締め、奏太を担いでベランダに出る。外から窓の鍵を締め、そのまま離れた場所まで飛ぶ。