天満堂へようこそ -2-
「この機械が珍しいですか?姫が人間界に行ってから色々なものを見ました。幻界の者だけが人間界に混じって居るわけではないのですよ?天界のものも、魔界の者もいます。ただ、人間と同じ暮らしをしているだけなので分からないだけで......その中の医療に関わるものにこの機械を譲ってもらいました。もちろん、天界に持ち込むのは容易ではありませんでしたし、使い方も何度も練習......いえ、研究しました」
「なんでそこまでするんだよ......」
「話を聞きたくないと言ったのは奏太さんです。私は、姫と同じぐらいは生きてます。もちろんルーカスも。でも、600年前の事は本当に極秘だったのでしょう、つい最近私も知りましたので。色々と調べ者にも時間がかかってしまいましたが、これが結果です」
そう言ってフラスコのようなものを二つ目の前に出される。
一つは薄い水色と黄色がきれいな二重層になっており、もう一つも同じ色で層になってはいるが、6対4の割合で層になっている感じだ。
「なんでそこまでするんだよ......」
「話を聞きたくないと言ったのは奏太さんです。私は、姫と同じぐらいは生きてます。もちろんルーカスも。でも、600年前の事は本当に極秘だったのでしょう、つい最近私も知りましたので。色々と調べ者にも時間がかかってしまいましたが、これが結果です」
そう言ってフラスコのようなものを二つ目の前に出される。
一つは薄い水色と黄色がきれいな二重層になっており、もう一つも同じ色で層になってはいるが、6対4の割合で層になっている感じだ。