天満堂へようこそ -2-
入ってすぐに上に昇る階段、右には廊下。
そのまま右に曲がり扉の前に止まりなにかを探しているようで進んだり止まったりしながら進んでいく。
一番奥は突き当たりになっていてどこにも行けないので階段に戻り昇る。

昇ると同じ空間があったが突き当たりだった場所に扉があり、
その中に下に行く階段がある。
そのまま階段を降りると、いくつも扉があり、一つを抜けると兵がいるので戻る。
他の扉を抜けると王宮の中に続く扉だとわかったが見たことはない。
上へ上へ進むとひときわ大きな扉がありその中にリアムがいた。

視点はまた先ほどの兵のいる場所に戻り、中をすり抜けると奏太がいた......

フッと視界が魔方陣に戻り、幻界の今いる場所に戻ったとわかる。

「あれでは奏太は自力では歩けまい」

「なんで、右ってわかったんだ?」

「何度も行っているし、左は王の居住区だ。だから右に行ったんだが兵が少ない事を考えると私兵だろう。ちょっと待っててくれ」そういい屋敷の中に戻る。
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