天満堂へようこそ -2-
「奏太の事なんだが......」
「わかっておる。もう話はついておる。奏太は結月の監視下に置いておくように、だが、結月指示のもとであれば、各界に制限なく来て構わん。お前と同じ扱いだ」
「すまない」
「いいのじゃ、こちらも会いたいときは出向くとしようではないかと話したところだ。他には?」
「ルーカスだが天界、もしくは人間界で回復まで預かりたいので許可を」
「許す、新婚旅行は......」「行くか!」と通信を切る。
天王は笑っているが、たった一日の事なのにかなり疲れている。
ポケットから元気のでる薬だと、人間界の苺飴を出し渡す。
「おぉ、これは懐かしい。昔行ったときにこれが流行っておって良く食べたものだ」
「この間たまたま見つけてな、偶然だ」
そう言いながらも幻界に帰ったときにポケット一杯に詰めてきたためかなりの量があるので、コソッとテーブルに置く。
「リアムは?」
「大人しくしてはいるが、何やらブツブツ言っておる」
「わかっておる。もう話はついておる。奏太は結月の監視下に置いておくように、だが、結月指示のもとであれば、各界に制限なく来て構わん。お前と同じ扱いだ」
「すまない」
「いいのじゃ、こちらも会いたいときは出向くとしようではないかと話したところだ。他には?」
「ルーカスだが天界、もしくは人間界で回復まで預かりたいので許可を」
「許す、新婚旅行は......」「行くか!」と通信を切る。
天王は笑っているが、たった一日の事なのにかなり疲れている。
ポケットから元気のでる薬だと、人間界の苺飴を出し渡す。
「おぉ、これは懐かしい。昔行ったときにこれが流行っておって良く食べたものだ」
「この間たまたま見つけてな、偶然だ」
そう言いながらも幻界に帰ったときにポケット一杯に詰めてきたためかなりの量があるので、コソッとテーブルに置く。
「リアムは?」
「大人しくしてはいるが、何やらブツブツ言っておる」