天満堂へようこそ -2-
お昼休憩の時にマジマジともらった紙を見る。
複雑に絡み合った線と線。
何のおまじないなのか分からないような奇妙な記号のような文字がぎっしりと書かれ、これは無理だと思ったので、確実に読めるギリギリまでコピー機で引き伸ばす。

「これなら読めるな」とB5の紙をポケットにいれる。
B5の紙と言っても全体にまで大きく訳ではないが、読み取る分には困らない。

後紙に書いてあったのは、どのような大きさでも構わない。できれば白い文字で書いてもらった方が効果的。夜に行く。だった......

夜って今日かな?と思いながら、仮店長に17時にあがらあせて欲しいと頼む。
快く引き受けてくれたので、白いマーカーを買い、時間に上がって部屋に行く。
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