天満堂へようこそ -2-
「姫、大鍋は......」

「お前がかき混ぜれば良いだろう?ヒーッヒッヒッヒって言いながら」

「言いません」

「が、少し寝たいからその間は頼む」

「畏まりました」

ごちそうさまと言い食器を流しに持っていく。
洗おうとするとユーリが自分がすると言うので甘え、かなり早いけど倉庫の確認には時間がかかるからと一旦店に出ると告げ家を出る。

「さっぶ。何で俺こんなことやってんだろ。でも今しとかないとなー」と仕訳された商品の確認作業にはいる。

おおよその確認をしたあと、化粧品の新作が出ると来ていたと思い、それもチェックしインターネットを開き各商品の発注会社へ数量を入力し送信する。

ここまででもうすぐパートさんが来る時間になってしまった。
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