天満堂へようこそ -2-
「申し訳ありませんが、駐車場はありませんか?」と聞かれたので近くのパーキングを教えるが、その車はロールスロイス。誰かにイタズラされないといいんだけどと思っていると、「大丈夫でございます。運転手は残していきますので」と爽やかに言われてしまった。


そのまま事務所に案内し、コーヒーを入れ待っていてもらう。

結月を呼びに行き、経緯を話す。

「前に母からの手紙で書いてあったvampireの白の一族かも知れんな。すぐに行くから待たせとけ」

そう言われたので、一旦事務所に戻りすぐにくることを告げ自分も待つが、中々来ない……

その間、特に文句を言われることも無く、3人は和気あいあいと話をしていた。
見た限りvampireには見えないけど。
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