天満堂へようこそ -2-
それぞれに好きなものを頼み焼いていくが、
vampire側は神崎さんが焼き係。
幻界側はユーリが焼き係。

珍しくユーリさんも肉に箸をつけている。
神崎さんもものすごい勢いで食べながらやいている。
ポカンとその様子を見ていたらどんどん肉が減っていくので、急いで食べるが、二人に間に合わず、お皿もどんどん積み上がっていくのには流石の結月も「落ち着かんか!」と言って止めるほどだった。

「神崎とフレッドのこんな姿初めて見た」

「俺も」

「僕もー。まだなにも僕食べれてない。みんな忘れてるんだもん」

「あ、ごめん。ウインナー食べるか?」

「うん。お肉もふーってして」

冷ませたウインナーと肉をムーにあげ二人を見ると、
お腹も満足したのか普通に焼き始めている。

やっとご飯が食べれると思ったのもつかの間。

焼きながらさりげに食べている三人を見て、唖然としてしまっていた。
あの結月まで。
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