天満堂へようこそ -2-
「そんな事あるんすか?」
「今見ただろ?しかも奴は欲が深い。神域と言うのは我々ではどうにもならん別次元のことなんだが、今回はご指名ってことで、ユーリ、封印するぞ!」とさっさと歩いて行ってしまった。
いそいで後を追うが、ムーが重い!
「でも、俺の事守ってたって……」
「馬鹿か?今狙われてたのはお前だ!」
「え?」
「奏太さんの血がまだ薬のようにいい匂いがするので、取り入ろうとしたのでしょう。飲めばたちまち」「ユーリ!」
たちまちなんだよ?
俺には聞く権利がある!
「なぁ、俺の血は美味いからみんな欲しがるんだろ?取り入ってとか、薬とかなんだよ?」
「今はまだ待ってくれ。私も調べている」
「でも」「奏太さん……」と首を横にふられる。
「俺、先に帰ってます」「だめだ!ここに居ろ!」
「訳わかんないままいられねーよ!」
「ユーリ!」「はい」
結局ユーリさんに捕縛され、最後まで見届けることになってしまった。
社は壊され、何もなくなったところに新しく木を植えて。
「今見ただろ?しかも奴は欲が深い。神域と言うのは我々ではどうにもならん別次元のことなんだが、今回はご指名ってことで、ユーリ、封印するぞ!」とさっさと歩いて行ってしまった。
いそいで後を追うが、ムーが重い!
「でも、俺の事守ってたって……」
「馬鹿か?今狙われてたのはお前だ!」
「え?」
「奏太さんの血がまだ薬のようにいい匂いがするので、取り入ろうとしたのでしょう。飲めばたちまち」「ユーリ!」
たちまちなんだよ?
俺には聞く権利がある!
「なぁ、俺の血は美味いからみんな欲しがるんだろ?取り入ってとか、薬とかなんだよ?」
「今はまだ待ってくれ。私も調べている」
「でも」「奏太さん……」と首を横にふられる。
「俺、先に帰ってます」「だめだ!ここに居ろ!」
「訳わかんないままいられねーよ!」
「ユーリ!」「はい」
結局ユーリさんに捕縛され、最後まで見届けることになってしまった。
社は壊され、何もなくなったところに新しく木を植えて。