難波少女、千佳
「可愛い~顔赤いで。」



「え!?」


雄介にそんなことを言われたので、余計に顔赤なったと思う。



「もう、冗談ナシ。恥ずかしいやン。」



「もっと恥ずかしいことする?」

と、言いながらうちの方に近づいてくる。



 ちゅっ


うちらの初キス。ほんで、うちのファーストキスでもある。


「真っ赤やで、顔。そそるわぁ~」


「っっ、うっさい。」


うちは憎たらしく、雄介をにらんだ。


でも、それは逆効果で雄介にまたキスをされた。




「んんっは・・なしてぇ」



「しゃべんな。」




雄介はそれだけ言うと、深いキスをしてきた。

< 16 / 41 >

この作品をシェア

pagetop