難波少女、千佳
―コンコン
緊張してる部屋の中に、ドアを叩く音がやけに大きく響いた。
春ちゃんのお母さんが来てくれたんや・・
微かな望みと、嬉しさの感情が一気に出てきた。
☆春美
「おはよ~」
元気良く、みんなに挨拶を交わしてる。
うふふ~幸せ♪
なんでかって?だって、大好きな爽君と話してるねんで!?
いや~もう死んでもええぐらいの幸せ。
「そうなんやー、意外やな。」
と、楽しそうに話す爽君。
あなたの笑顔輝きすぎでしょ!?
「はぁ・・」
思わずため息。だって、爽君かっこよすぎやろ~
うち、絶対釣り合えへんって。
「何?悩み事かなにかあるん?」
って、顔近すぎーっ///
「や、あのー・・何もないよ!!」
だって、本人にかっこいいなんて言われへんし。
「そ?なら、ええけど。」
そう言うと優しく微笑んでくれた。
「うん。ありがとう」