難波少女、千佳



☆浅居爽

「おっはよ~」

朝から元気良く、挨拶をされた。
その仔は最近仲良くなった、坂井春美。


「あ、おはよー。朝から元気やな。」

でしょー、へへへ。
と少し照れる坂井。これは俺の勘やけど、坂井は俺のこと好きやな。
と思う。


「そーいえば、最近保岡さん来てないね。」

というと、坂井は暗くなった。

何か知っているのだろうか。


「うん、そーやな。何?気になるん~??」


上目ずかいで、疑い深く聞いてくる。


だから適当に言い訳を言った。
そしたら、意外にもあっさり納得してくれた。
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