君と罪にキス【加筆修正・番外編追加】



「「はい!」」


尚央の巧みな話術とコミュ力で少し宣伝しただけでお客さんを誘うことができた。


その後も同じように宣伝を続けていると待機列が長くなってきたため、一旦受付係の仕事を手伝う。


大分列がはけてきた頃にはもう昼の時間を回っていて、最初に自由時間を過ごしていたメンバーと仕事を交代。


「はー、たくさん人来てくれて嬉しいけど疲れたね」


「結衣、ずっと大きな声で宣伝してたから」


「香里も頑張って声かけてたじゃん!秀も言い回しが上手いから皆来てくれたし」


「分かる、行きたくなるような言い方するから釣られちゃうよね」


「俺らもすごかったんだぜ!な、伊織」


「尚央が話し上手なおかげで」


同じく休憩の森野さん関さん秀の3人と一緒に控室に行く。


各々水分補給をしたり昼飯を食べたりと思い思いに過ごす。


「森野さん」


「うん?」

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