ツンデレ地味子の両手に華?!
「真野ちゃん、新人ちゃんの教育係よろしく」
たけちゃんの言葉に立ち上がったのは、超が付くほどカワイイ女子社員。
「よろしくね、私真野詩織、好きなように呼んでくれたらいいから」
ニコッと笑った顔が更にかわいさを際立たせる。
…私とは、正反対な詩織さん。
「よろしく、お願いします」
「そんなに固くならないの。気楽に行こう。ほら、私の横の空いてる席が、美野里ちゃんの席」
「あ・・・はい」
私達を見届けたたけちゃんも、自分の席に着いた。
・・・ぇ・・・う、そ。
私は目を丸くした。…だって、たけちゃんが座った席は。
『部長 星野猛』
と、書かれていたから。
「真野さん」
「ん~?」
「たけ・・・・じゃなくて、星野さんて、部長、だったんですか?」
「あ~うん、今日から、絵本部門の部長になったって、猛が言ってた」
・・・・。
『猛』…今、たけちゃんの事、この人猛って言ったよね。
「ん?」
固まる私を不思議そうに、見つめる詩織さん。
「…今、猛・・・って」
「エ?あ~、同期だから。私たち。同期はみんな下の名前で呼び合ってるの」
…私は気づいてしまった。
たぶん、詩織さんは、たけちゃんの事が好きだって。
たけちゃんの言葉に立ち上がったのは、超が付くほどカワイイ女子社員。
「よろしくね、私真野詩織、好きなように呼んでくれたらいいから」
ニコッと笑った顔が更にかわいさを際立たせる。
…私とは、正反対な詩織さん。
「よろしく、お願いします」
「そんなに固くならないの。気楽に行こう。ほら、私の横の空いてる席が、美野里ちゃんの席」
「あ・・・はい」
私達を見届けたたけちゃんも、自分の席に着いた。
・・・ぇ・・・う、そ。
私は目を丸くした。…だって、たけちゃんが座った席は。
『部長 星野猛』
と、書かれていたから。
「真野さん」
「ん~?」
「たけ・・・・じゃなくて、星野さんて、部長、だったんですか?」
「あ~うん、今日から、絵本部門の部長になったって、猛が言ってた」
・・・・。
『猛』…今、たけちゃんの事、この人猛って言ったよね。
「ん?」
固まる私を不思議そうに、見つめる詩織さん。
「…今、猛・・・って」
「エ?あ~、同期だから。私たち。同期はみんな下の名前で呼び合ってるの」
…私は気づいてしまった。
たぶん、詩織さんは、たけちゃんの事が好きだって。