My・ガール☆
「悠、ここのカフェオレ好きだったよね?それでい?」



メニューを開いて彼がきく。


「あ…うん。じゃあそれとオレンジマフィンで」


覚えててくれた。



「はいっかしこまりました」



拓人はにっと笑って裏へ入っていった。


そんな彼の後ろ姿を見送って初めて一息ついた。

顔が少し熱い気がした。どうも緊張してしまう。





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