My・ガール☆
【拓人side】
「あのこ、彼女?」
「うわっっ!…か、柏木さん?」
突然すぐ後ろから声がして思わず持っていたグラスを取り落としそうになった。
それを見てくすくす笑っている、柏木さん。
柏木さんは大学生で僕にここの仕事を教えてくれている。基本、良い人なんだけど、人をからかうのが好きみたいで僕はいつもいいように遊ばれている。
「やっぱ、そうかーなんだか今日は変だとは思っていたけど彼女が来るからだったのね」
「分かりました?」
「そりゃーね~、5分も置かずに時計を眺めてるは、やたらと服装気にするは、可愛いじゃないの」
「……」
一応の自覚はあったものの、そんなにあからさまだっただろうか。
「あのこ、彼女?」
「うわっっ!…か、柏木さん?」
突然すぐ後ろから声がして思わず持っていたグラスを取り落としそうになった。
それを見てくすくす笑っている、柏木さん。
柏木さんは大学生で僕にここの仕事を教えてくれている。基本、良い人なんだけど、人をからかうのが好きみたいで僕はいつもいいように遊ばれている。
「やっぱ、そうかーなんだか今日は変だとは思っていたけど彼女が来るからだったのね」
「分かりました?」
「そりゃーね~、5分も置かずに時計を眺めてるは、やたらと服装気にするは、可愛いじゃないの」
「……」
一応の自覚はあったものの、そんなにあからさまだっただろうか。