お兄ちゃんの所為
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兄は今30歳。
一昨年の今ごろに調度、
ヤクザの頭になった。
この歳で頭になるのは異常らしい。
それを聞いたときには
さすがに兄はすごいんだと実感した。
ちなみに私の名前は 鈴村 真由(スズムラ マユ)
高校3年生。
「杏ちゃんお家来るよね?」
『うん、今日は行くよ』
私にキラキラとした笑顔で答えたのは
私の幼なじみでもあり親友の
新崎 杏(シンザキ アン)
杏ちゃんは学校が終わったら
時々私の家に遊びにくる。
「やったー!!!!
杏ちゃんお家来るの4日ぶりだぁぁ!!
嬉しいな〜♪嬉しいな〜♪うれ‥‥」
上機嫌な私の瞳に何かが映る。
あは、あははは
ま、まさか、ねっ!!
『ん?真由どうかした?』
不思議そうに私を見る杏ちゃん。
「ま、まさかとは思うんだよ!?
まさかねー‥
で、でもさ‥
あ、あれ‥」
私が指さす方には黒のバンが1台。
『‥真由のお兄ちゃん』
そしてその横で
タバコを吸ってる兄が1人。
やっぱり!?
やっぱりあのバカなお兄ちゃんだよね!?
「な、なんで!?
なんでいんのっ!?」
私は必死で杏ちゃんに問いかける。
『わ、わかんない!!
とりあえず行かないと、ね!?』
杏ちゃんと私は走って
お兄ちゃんのもとへ駆け寄った。
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兄は今30歳。
一昨年の今ごろに調度、
ヤクザの頭になった。
この歳で頭になるのは異常らしい。
それを聞いたときには
さすがに兄はすごいんだと実感した。
ちなみに私の名前は 鈴村 真由(スズムラ マユ)
高校3年生。
「杏ちゃんお家来るよね?」
『うん、今日は行くよ』
私にキラキラとした笑顔で答えたのは
私の幼なじみでもあり親友の
新崎 杏(シンザキ アン)
杏ちゃんは学校が終わったら
時々私の家に遊びにくる。
「やったー!!!!
杏ちゃんお家来るの4日ぶりだぁぁ!!
嬉しいな〜♪嬉しいな〜♪うれ‥‥」
上機嫌な私の瞳に何かが映る。
あは、あははは
ま、まさか、ねっ!!
『ん?真由どうかした?』
不思議そうに私を見る杏ちゃん。
「ま、まさかとは思うんだよ!?
まさかねー‥
で、でもさ‥
あ、あれ‥」
私が指さす方には黒のバンが1台。
『‥真由のお兄ちゃん』
そしてその横で
タバコを吸ってる兄が1人。
やっぱり!?
やっぱりあのバカなお兄ちゃんだよね!?
「な、なんで!?
なんでいんのっ!?」
私は必死で杏ちゃんに問いかける。
『わ、わかんない!!
とりあえず行かないと、ね!?』
杏ちゃんと私は走って
お兄ちゃんのもとへ駆け寄った。
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