その恋、あと3センチ
びっくりしすぎて私は持っていたチョークを落としてしまった。
や、やばい......
私は先生達を見れず、とりあえず逃げようと思い、来た道をおもいっきり走った。
バタバタバタバタ!
あー2人ってそういう関係だったのか。
じゃあ私って?
ただの生徒。
いやわかってるけど、わかってるけど.....
先生が私にキスしたのは、なんで?
いろんな事がグルグル頭を回る。
そして、涙が溢れた。
私はチョークがあった教室に勢いよく入り、鍵を閉めた。
「はぁっ、はぁっ.......」