その恋、あと3センチ




それからも今日は教科書が2冊だけなくなっていたり、机に小さく『馬鹿野郎』『クズ』と書いてあったり、なんだかやる事が小さいが地味な嫌がらせがいくつかあった。





なんだろう、地味すぎて何も感じない。





くるならどんとこいって。






私は逃げも隠れもしないし。







昼休み、お昼を食べ終えた私は購買に行って紙パックのいちごミルクのジュースを買って飲みながら廊下を歩いていた。






そしていつかのように角を曲がったら誰かにぶつかった。





「........っ、ごめんなさ.....」








............デジャヴ?







なんだかこんなことあったようななかったような.......。







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