その恋、あと3センチ






「サクちゃん指名はいったよー、」


小声で言われる。



「すみませーん、ちょと失礼しますね~」




私はお客さんに笑顔でそう言ってその場を後にした。





「そこの席ね」



「はい」






私は言われた通りの席に行った。






.......1人?




珍しいな。






1人でキャバクラとか、荒れてんなー。





なんてことを思いながら席につく。







「ごんばんわぁ、ご指名ありがとうございますっ」







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