その恋、あと3センチ
そして朝起きてバイトに軽い足取りで行き、そのあとに学校へ行き、あっという間に放課後になった。
私はドリルと教科書の入った重いカバンを持ち、先生の教室に行った。
コンコン、ガラガラァー
「先生ぇ、終わりましたよー」
「お、すごい。」
先生は見ていた資料?から視線を私に向け言った。
私は教室に入ると先生と向かい合って座った。
そしてカバンからドリルを出して先生に渡した。
先生はそのドリルをぱらぱら、と全部見ると、私を見た。
「?」
ちゃんとやったよ?
答えみなかったよ?
「..........このレベルが出来てよかったよ」
...............あたりまえです。
と言えない自分は本物のバカだと思ったことは言わないでおこう。
実は、遥斗に少し助けてもらった。