その恋、あと3センチ
2位か....。
頑張らなきゃ!
1個目のハードル.....
ダンっ
よし。
2個目.......
ダンっ
最後のハードル.....!
.....ガシャンっ!
「あっ....!」
足が引っかかってしまい、ハードルが倒れた。
転びそうになったが、なんとか態勢を立て直して走り続けた。
「はぁっ.....はぁっ.....」
そしてなんとか順位を保って次の人にバトンを渡した。
「はぁっ.....」
「雨倉さんおつかれー!」
走りきったとこにいたクラスメイトに言われる。
私.......今日楽しいかも。
「あ、ありがとうっ...」
まだ上がる息で言う。