その恋、あと3センチ







「先生………、」




「桜…あの…」





「先生っ」






私は思わず先生の服の裾を掴んだ。





「?」






先生は驚いて私を見る。






「やっと、見てくれた」






ずっと俯いてたから。







「…っ、ごめん」






「いえ……」








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