その恋、あと3センチ





「あほ」




先生はそう言って私の頭をばしーんと叩いた。




「痛っ、」





「授業中はダメでしょ」








..........教師だ。









はいはい、ってかんじ。







「私家こっちなんで、さよなら」







私は家の近くまで行ったのでそう言って先生にぺこりと頭を下げた。





先生はそんな私を見て、ヒラヒラ〜と手を振るときた道を戻っていった。






.....なんであの人来たんだ?






てゆーか、何の用だったんだろ。





ほんとに謎だ。




私はそのまま家に帰り、酒臭い体を洗い流した。










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