その恋、あと3センチ





「つかれます、」



私は折れてそう言った。




「ふっ」




あ、鼻で笑われた。





「なんで来たんですか」




「だから気分だって」




ほんとに気分で来たのかな?




どんだけ暇なの。






呆れてため息もでない。




「サクちゃん」




その時ちょうどウェイターに呼ばれる。




「はぁーい、今行きまぁーす!



じゃ、またねぇ〜

もう来ないでくださいね」








私は最後に小声でそう言うと先生を後にした。









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