その恋、あと3センチ





ーーーーー



「じゃあー、この問題解いてもらって終わろうかな」




宮島先生はそう言って黒板に問題を書き始めた。





「はい、雨倉さん。
解いて?」





「.......はい」





私は立ち上がると黒板に近づいた。






絶対わざとだ、私を当てたの。







私はノートにさっき解いたやつをそのまま黒板に写して席へ戻った。









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