AutumnOrange。



ちあきと並んで歩くと、



1年前を思い出す



あの頃は純粋に千秋だけを想っていた




「懐かしいな、この感じ」



「そうだね」


フウと千秋は大きく息を吐きだした




「俺さぁ、今更だけど…こののこと好きだったんだよ」 



「え!?」



突然の告白に驚く私。



「驚きすぎ。」



え、だ、だだだだだだだって!!



「い、いつ!?」




「咲羅と付き合う前までずっと」




「え、なにそれ?!」


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